妊娠率を上げるには、月経を知る事が大切
妊娠率を少しでもあげるためにも、「月経のメカニズム」を知ることはとても大切といえます。
日本産婦人科学会が定義する月経は、
「約一ヶ月の周期で起こり、限られた日数で自然にとまる子宮からの周期的出血」
としています。
月経は当たり前に月一回くる…と疑問をもたない方も多くいらっしゃいます。
この月経のはたらきをご存知でしょうか?
簡単にいいますと、この月に一度起こる生理(出血)は、
赤ちゃんがやってきたときのベットとして用意されていた「子宮内膜」が、
妊娠しなかったときに剥がれて溶けてでてきたことによって起こります。
ベットといっても、1枚の壁のようにイメージする方もいらっしゃると思いますが、
これは細胞や毛細血管、分泌液などが含まれた組織になります。
このはたらきが狂ってしまう、いわゆる「生理不順」(月経不順)
によって、妊娠率がグンと下がってしまいます。
次回はこの生理不順について詳しくご紹介したいと思います。