葉酸で変わる精子の染色体異常の量とは?
流産の70%は染色体異常が原因と言われています。
ここで注目したいのが染色体異常の事です。
アメリカで男性の精子の染色体異常の臨床試験が実施されました。
非喫煙者89人の精子のデータをとった所
その1〜4%が、染色体異常が見つかりました。
そこで、この臨床試験では、精子の染色体異常に着目して、
それぞれグループにわけて、グループ事に葉酸の摂取量を変えて
染色体異常の数を検査しました。
どんな結果が出たの?
ここで出された結果ですが、葉酸1000〜1200マイクログラムの
葉酸摂取の多いチームは染色体異常が10〜30%も減少傾向にある事が分かりました。この事から葉酸は染色体異常の効果も下げる事が解明されました。しかしここでは注意が必要で男性の精子が作られるのにある程度の期間がかかるという事です。
精子は精巣で核から作られ、精子の形になるまで2ヶ月半。そして射精できるように精巣の上部に約2週間かけて運ばれます。その結果、精子の製造には3ヶ月かかるという事が分かりました。
もし妊娠を希望するのであれば妊娠希望日からさらにさかのぼり3ヶ月前から葉酸を摂取しておくと、染色退異常のリスクも少なく健康的な赤ちゃんを産める確立が上がります。